【四国霊場 第51番札所 石手寺】
石手寺は松山市石手にある四国霊場第51番札所。
四国霊場の51番札所ということもあって、お遍路さんを乗せた観光バスが毎日やってきます。石手寺境内には、沢山の重要文化財・国宝がありますがここで、その一部をご紹介します。
【三重塔】重要文化財で、周りで四国八十八箇所のお砂踏みができます。
また、イラク戦争やテロ・自然災害の犠牲者などを追悼する千羽鶴もあります。
【大師堂】
弘法大師像が安置されています。
かつては、壁に正岡子規・夏目漱石ら多くの文化人の落書きが記された事があり「落書堂」とも呼ばれていましたが、太平洋戦争中に塗り直されました。
【愛媛パゴダ】
石手寺本堂から、少し西に入った場所にミャンマー方式の仏塔があります。
これは愛媛パゴダといい、太平洋戦争中にビルマ(現:ミャンマー)の戦線で戦死した愛媛県出身の戦没者を追悼するために1979年に建てられました。
中には、戦没者の遺品や戦没者の名前が刻まれた芳名板などがありました。
この愛媛パゴダは、愛媛ビルマ会という団体が管理しており、毎月12日に清掃参拝が行われます。