路面電車の大街道停留所を下車して南側を向くと、大きなアーケードがあります。
これが、大街道商店街のアーケードです。
全長約483mの南北方向の商店街で、銀天街とともに松山市を代表する商店街となっています。
大街道商店街には、主にファッション・カフェ・飲食店などがありパチンコ店・ゲームセンターも数店舗あります。
忘・新年会のシーズンになると、あちこちで待ち合わせの団体ができたりします。
大街道商店街の歴史は古く、松山藩の城下町として栄えた古町(こまち)から、呉服商人が移って町を形成していったのが始まりと言われています。
大正時代初期までは、真ん中を用水路が通っていたそうですが、その後埋め立てられ大街道という通称も定着していったそうです。
太平洋戦争を経て1946年に三越が開店し、1968年に片側アーケードが設置。
その後1982年10月に歩行者天国になり、全蓋アーケード化されて現在に至ります。
(ラフォーレ原宿松山の閉店)
大街道南側にラフォーレ原宿・松山という商業施設がありました。
昭和58年にオープン、若者向けのショップなどがありました。
僕は、平成に入ってからオープンしたビレッジ・バンガードやタワーレコードなどに行っていましたが建物の耐震性の問題から2008年に閉店しました。
その影響からか、大街道の通行者の数が減ったそうです。
2010年、ビルを所有する森ビルがラフォーレ跡地に地上14階・地下1階の複合型施設(ホテル・商業施設)の建設を発表。
来年に着工し2013年にオープンを目指してるとの事。
これで、減った通行者の数が増えてくれればいいんですけど・・。